ryutamu’s blog

キモい感じになったらブログは消す。俺に嫌われてそうなやつでこのブログを見に来た方は相当俺のことが好きなんだと思いますが、僕は嫌いなので関わろうとせずにして、なるたけ無残な人生を送ってください。

留年のライフハック

今年も我が母校から留年生が出る時期となった。(三年生)

 

留年に携わったものとして留年したあとに起きることと留年する前に起きがちなことと流れについて時系列で何記事かに分けて記していこうと思う。願わくばこれが留年生ないしその予備軍にとっての道標となればいいと思う。

 

phase1.留年するかな?と思ったら(一学期編)

 

留年をする生徒は誰もが1月期2学期の期末の成績によって留年が間近にいるのではないかという疑心暗鬼に陥る。教師には呼び出され、このままではまずいという旨を散々にされる。留年する生徒はそこで心を入れ替えず遊び呆けるから留年をすることになる。

 

一学期の成績については56以上であれば致し方ないものとする。なぜなら要領がわからない部分がある上、テスト前に危機感を煽るには材料不足であるからだ。故に後に留年するものもくぐり抜けるものも59以下をマークし大変に煽られることが多いが、この時点では59点や58点を取るものも2学期59-61程度のスコアを取り三学期戦法(3学期スタートとともに勉強を死ぬほどにガチり進級するもの。3学期は学院の中で最も成績が取りやすい上に補正もつく。)にて進級するものが多く確認されている。しかし一学期58は4割程度の留年者が見込まれる印象なので、後述のように勉強して2学期の成績を取る必要がある。

 

問題は1学期に57以下を獲得した生徒である。ざっくり半分以上、下手を打てば8割程度の57以下獲得の生徒が留年の憂き目に合う。ここまでくると塾に行こうが家庭教師を呼ぼうがあまり関係ない。

何故か?それは学院でしている勉強が基礎なので結局自学によってでないとカタがつけられないうえ、ここで57以下を獲得する生徒はつまりアホタレであるので家庭教師を受けたこと、塾の教育を受けたことで満足し自分で勉強しないからである。

どの程度勉強すれば?や、いつから本気出せば?という質問はFAQに載せるべきなぐらい聞くが後述のような攻略法でほぼ解消できると思う。ていうかそういうことは得てして安心したいがために言っている。そこで回答を聞き安心したやつは留年する。比喩ではなく事実である。

ちゃんと気の合う仲間を見つけて、そこからノートを恵んでもらったりする準備を整えよう。いない場合は来世に期待しよう。

 

夏休みは勉強をしろと言ってもする学院生はいないだろう。いない。絶対にいない。が、できることならば数学のみは(留年をする生徒は英語と数学に欠陥を抱えている割合が優位にある)目を通す(ここで言う目を通すは公式の暗記である。公式の暗記とはそれを用いて教科書の練習問題が半分以上何も見ずに回答できる状態を指す。)と留年回避の足がかりとはなる。

 

phase2 円環の影(2学期編)

60以下を一学期に獲得した生徒は必ず2学期の最初には"よし、頑張って65以上取るぞ!"と思うだろう。無理である。せいぜい63が最高で、それを取れるのも一握りに限られる。部活動に参加しているものはここで一旦または永久的に打ち切ることを強く推奨する。特に運動部。単純に疲れて家で勉強できないからである。そもそも運動部は成績が良いことが多いが。文科系なら吹奏楽部を筆頭としたブラック系のところ(というか音楽系の部活すべて)は特に離れるべきである。吹奏楽部は辞めようとするととんでもない圧力をかけてくるパワハラ部であるが、最悪担任を使ってでもなんとか休部退部に早い段階(夏休みか9月中)に持ち込むことが推奨される。

 

9月が始まると学院祭を含めたイベントがあるうえ、長い期間なので確実に弛む。これも致し方ない。だが前述のように部活を辞めておくと時間が作れる。時間を作ったことにより遊びたいが勉強する時間を取ること。アホたれ軍団は間違いなくスマートフォンとゲームハードが存在していることが留年の原因なので、スマートフォンとゲームハードをその日の勉強が終わるまで一旦親に撤去してもらうこと。これができない場合留年することとなる。誇張ではなくバカたれ軍団は確実にそうである。家に両親不在の場合は担任にスマホを預かってもらい担任に熱意を込めて相談しどこかの学院の部屋に幽閉してもらうか図書室で勉強すること。中間期末が遠い時期は15時に終わり16時程度に家に着きがちなので18時まですべての娯楽を回収してもらい二時間ほど勉強すること。これを週四回以上必ずやる。

 

勉強する内容は中間期末が遠い場合は数学英語物理二外(ロシア以外)に尽きる。これらを得点源にした場合他を期末二週間前から詰め込み始めれば60を越してくるパターンが多い。

一学期に赤がつく科目もこれらの中に多いからだ。特に英語は小テストがある科目が多い。英語を持っている教師が宮川野中榊(敬称略)等小テスト多用型の場合これを毎回6割以上の点数を一度も欠かすことなく取ることに全力を傾けろ。英語は本当にネックとなることが留年生界では常識的である。

 

テスト前以外の各科目の勉強法を記す。学院に関してはこれが鉄板であると考える。

 

数学…できるやつのノートを毎回コピー。写メではなくコピー。最後にまとめてではなく毎回終わるたびにコピー。お駄賃をできるやつに渡してでもコピー。それを一日二時間の勉強の中で理解し、何も見ない状態で練習問題が解けるようにする。

英語…これもできるやつのノートをコピーすることも良い。どんなに授業でやったことがないとこがテストに出るという評判の教師でも必ず八割五分は授業でやったところからの出題である。英語長文が宮川など小テスト型の場合は必ず小テストの予習復習を受験勉強並に完璧にすること。小テストの点数と小テストの内容暗記がシナジーを生み、難易度はあれどシナジーがスッと効いた場合高打点を生む。本文暗記というとかなり荷が重いが、教師が言及した表現については(中1でも理解できるような所以外、そして単語がそこそこ難解なところについては特に)は必ず和文英訳できるようにするべきである。英文和訳は前提である。

英語文法はひたすら授業で扱ってる問題集の問題が答えられるように暗記しろ。

英語がほかと比べて重たいのは量があるからだ。

 

二外…知らん。フラ語は教科書ノートを組み合わせ内容を仏訳できるぐらいまでやれば高打点が出せるんじゃね?俺はロシア語だから直前暗記で切り抜け(られてない)たけど。

 

物理…原プリントの収集に尽きる。ちゃんとメモの取られた原プリントをどうにかしてどんな手を使ってでも早い段階から抜けなくコレクションし、それを使い概念理解をして何も見ずに教科書の問題が解けるようにする。これで高得点が出しやすい。

 

普段からこの程度をしておかないと58程度以下を取るバカは救いようがないほどバカタレなので間違いなく留年する。

 

テスト前は娯楽用品をすべて撤去した上で夕食と風呂をなるたけ早く済ませ、その後12:00に寝るまでずーーーーっと勉強すること。厳しいがこれができないとバカは留年する。期末テスト一週間前、中間テスト四日前からは必ずこれをしないとまずいというかバカタレ軍団は必ず死ぬ。誇張ではなくガチである。

 

phase2.5 バトルフェイズ

ことにテスト前においては、全科目手を回す必要がある。

家庭科、保険、社会科、生物などは1週間前に一回、前日に一回全部暗記するべきである。歴史の場合岳さんは過去問が鍵である。過去問を制せば制せる。ほかはノートをパクり暗記するのが手っ取り早い。保険家庭科はノートパクり、生物は問題集を暗記するのが吉である。

 

化学は計算が主体な場合割りと時間を要する。前日に多く時間を取り、二週間前と一週間前に一回ずつ問題集の解法を暗記するべきである。科学だけに関してはサードパーティー物(書店で取り扱ってる感じの)の参考書も良いかもしれない。はじめから丁寧にシリーズや坂田アキラの面白いほどわかるシリーズがおすすめ。もちろんノートを用いた概念理解が先決である。そこを暗記しないことには始まらない。

 

英語はこれまで蓄積してきたものを用いる。主に小テスト。宮川清の小テストが何も見ずにすべて答えられればテストが六割は越す。小テストが6割安定していれば評定70はつく。

 

数学はハイスコープまで手を回す必要がある。テスト二週間前までに教科書の問題が全範囲に渡り安定して八割程度解けることが前提である。その上でハイスコープを所定の範囲分2週、最低でも一周してから間違えたところを解き直し全部解法を覚えること。

 

物理は原プリントをとにかく見直し、練習問題と節末問題がともに解ければ問題ない。節末は間違えてもいいが解法はちゃんと再現できるようにしろ。

 

3学期は勝手が違うがこれらが基本でこれに準拠している限り成績が下がることはないだろう。次の三学期になんとかしようと思うものは上記をベースにして考えてね。間違えてもラクしようとするなよ

 

 

tips 留年対策のエトセトラ

前提なので書かなかったが英語数学物理化学第二外国語はノートはパクるとしても必ずきれいに復習できるように多色でノートを取ること。特に英語長文のオススメは教科書をコピーして左に貼って右にメモノートを取るスタイル。物理はプリント書き込みも原さんなら可能。

 

あともう一個追記、単位留年は考えないほうがいい。単位留年するやつは特殊ケースを除いてほぼいない。単位だ平均だとか意味不明な計算する暇があったら平均を増すために赤回避に注力したほうがいいですよ赤ついたやつはやれば大幅に上がるので平均上げという観点から見たら取りやすいようだ*要出典

 

おい、言うの忘れてたけど家庭教師とか塾が意味ないのは勉強して自分の中にインプットするプロセスを家庭教師で補完するのは無理で概念理解までしかできないからだからな?ちゃんと家で自分でやるなら効果も出るだろうとは思うよ

あと現二年の手下に言われたから書くけど授業聞いてるから平気!もダメな?授業はあくまで概念理解、自分で手を動かして解けるかは完全に別物だし、そもそも授業についていけるように下準備をしておかないとダメ。その上で問題解けるようになればいいし、授業聞くというプロセスは確かに最重要項目の一つだがそれだけでは意味を持たない。宝石の国で言えばアメシストが片方だけしかいないのと同じよ!

 

ちゃんと遊ぶこと。学院は簡単なのだから普段はちゃんと二時間先に勉強したら遊んでいいと思う。学院祭とかも参加した方がいい。 

 

僕は一年の一周目のとき本当にクラスに馴染めなかった。理由はアスペだったからです。多分留年するアホの中にはド陰キャの方が多いと思うので、ぜひ仲良くなりましょう

 

何か質問があったり、勉強の内容以外でもなんでも相談があればツイッターで @ryu_azzurro に連絡すること。フォローリクエストは通すから安心して送ってほしい。僕みたいな不幸でたまらない人間はあまり出てほしくないので。オタクでも陽キャでもお友達になりましょう。タブーなしに学院関連から何のことまですべて聞かれればお話しようと思う。

 

なんでもいいけど、オタクは留年しやすい。僕がそうだったように。陽キャで留年するやつは大抵いいやつなイメージもある。おい、陽キャ。俺はテメーより上の人間だからな。イキってんじゃねーぞ。俺はセンスがいいんだよ。お前オタクだからダサいとか思ってんじゃねーぞ。お前の服せいぜいステューシーとかアバクロがいいとこじゃねえか。スニーカーはポンプがいいとこじゃねえか。オイ。俺の顔はな。阿藤快に似てる。

 

余談だが僕は一人とても大切な友人を一回留年する前にぞんざいに扱って、僕が留年したあとそれでも彼はいいやつでまた仲良くなったんだけど、ふと気付いたときに無くしてしまった。saoやアルドノアゼロが放送された頃だったと思う。オーディオが好きだった彼であった。きっと留年していなければもっと遊んでたと思うと気持ちになる。

 

他にも思い出したら追記する。次の記事(phase0or3)は留年したあとのことを書こうと思う。これは多分現在の一年が留年した頃合いの時期に書く。俺も忙しいので。特に今は。